Xposed開発者がAndroid 5.0 Lollipop(ART)対応について言及、正式版Android 5.0リリースから一ヶ月は対応の見込み無し


Xposedの開発者rovo89がXposedのAndroid 5.0対応について言及しました。

まず、正式版Android 5.0のソースコードが配布されるまではAndroid 5.0対応に取り組むことはないそうです。
というのは、現在公開されているプレビュー版Android 5.0のARTのソースコードは、実際に使用されてるであろう正式版Android 5.0のARTとは明らかに異なるものになると予想され、加えて未だに日々多くの変更が加えられているので、仮に今対応させてもそれが無駄になってしまうという理由があります。
ソースコードが配布されても、そこから一ヶ月以内に対応できる可能性は時間とモチベーション的な理由で非常に低いそうですが、開発者自身がAndroid 5.0を使いたくなったら対応は速まるだろうとのことです。
Android 5.0と言ってもAOSPではなくCyanogenMod 12を使用したいそうなので、XposedのAndroid 5.0対応はCyanogenMod 12のリリース時期にも左右されそうです。

過去のART対応への試みについても言及しています。
ART対応のために、ソースコードを変更してビルドしたlibart.soとlibart-compiler.soを使用するアプローチを試してみたようです。
Dalvikの時と違ってソースコードを変更したのは、ARTはかなり複雑で多くのクラスやテンプレートなどを使用しているのでそのままでは動作させるのが難しかったり動作できなかったりするという理由が特にあるそうです。
ソースコードを変更することで、外部からハックするより安定して動作させることができ、仕組み的にも明確にはなりますが、libart.soとlibart-compiler.soを置き換える必要があるので、TouchWizやSenseといった独自カスタマイズされたファームウェアで動作させることができるかわからないという問題があります。

また、Android 5.0のSELinuxはXposedに必要な物を多くブロックしてしまうので、SELinuxを無効化したりポリシーを変更しないでこの問題を解決する方法が見つからなければ、カスタムカーネルが必要になるだろうとも言っています。
しかし、この問題についてはまだ深く研究していないようなので、今後の研究次第ではカスタムカーネルは必要では無くなる可能性はあります。

Android 4.4でのXposedのART対応については、XposedのAndroid 5.0対応に少し手を加えるだけで済むならAndroid 4.4のARTに対応したXposedもリリースするかもしれないとのことです。

情報元: xda-developers

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