いつも作っているトップ画像の作り方

2015年11月17日火曜日

t f B! P L
自分が記事を書くときはいつもこのスタイルのトップ画像を作っています。今回はその作り方を紹介します。

まずGIMPをセットアップして使えるようにしてください。

外部のフォントを使用したい場合には「C:\Users\(ユーザ名)\.gimp-2.8\fonts」に.ttfファイルを配置してください。

それでは画像の作成を始めていきます。こちらでトップ画像のテンプレートを用意したのでダウンロードして開いてください。
テンプレートを開くとこのようになると思います。

まず、文字から変更していきます。①テキストモードを選択してテキストを選択すると、②フォントの種類、③文字のサイズ、④文字の色が変更できるようになります。テキストを選択するのに癖があり、例えばDの字の中央の繰り抜かれている部分をクリックすると、文字ではなく背景が選択されてしまいますので、文字の線上をクリックしてください。また、テキストを選択すると文字の設定を変更できるそれらしいウインドウが表示されますが、値を変えてもなぜか反映されないので使えません。

文字の色は、個人的にタイトルは白、さいあの!の文字はマテリアルデザインのカラーパレットから200の数字が付いた色を借りて来ています。
Cyanの200の数字が付いた色を使いたい場合、右側のカラーコードの#以下の「80DEEA」をコピーして、GIMPのカラーピッカーの「HTML表記」の欄に貼り付けてください。これで色が反映されるはずです。


ここまでの段階でこのようになっていると思います。次に文字の位置合わせを行います。

上のメニューから「表示」→「グリッドの表示」を選択してください。

このように目印となるグリッド線が表示されますので、選択モードに切り替えて+印がグリッド線の交差する点に一致するように移動してください。グリッドがこれよりも細かい間隔になっている場合は上のメニューの「画像」→「グリッドの設定」から間隔の幅と高さを両方とも270pxに設定してください。

タイトルの背景色を変更します。①塗りつぶしモードを選択して②色を選択し、レイヤーが背景になっていない場合は③現在のレイヤーをタイトルの背景に選択し直して、④タイトルの背景をクリックすれば塗りつぶしが実行されます。個人的にタイトルの背景色はマテリアルデザインのカラーパレットから500の数字が付いた色を借りて来ています。ここでは「00BCD4」を使用しています。

次に右側に入れる画像を用意して、GIMPの画面上にドラッグアンドドロップしてください。このようにタイトルの裏側に画像が配置されればそのままで大丈夫です。

このようにタイトルの上側に画像が来てしまうと、透過でない画像の場合にタイトルが隠れてしまい都合が悪いので、右側のレイヤー選択欄で画像を「Drop Shadow」と「背景」の間に配置してください。

都合のいいサイズにリサイズしてください。画像がキャンパスに収まるほど十分小さい場合はリサイズは必要ありません。①拡大・縮小モードを選択して②画像をクリックし、画像の比率を維持するために③鎖ボタンをクリックして、キャンパスのサイズが1080px×1080pxなので④高さを1080以下に設定してください。


移動モードで文字の時と同様に位置合わせを行ってください。位置合わせを行うとこのようになると思います。これでとりあえずは使える画像になったと思います。

画像を保存します。まず①保存でxcf形式で保存して似たような画像を作る時に使いまわせるようにします。次に②名前をつけてエクスポートでjpgなどブログに投稿できる形式で保存します。デフォルトの拡張子はpngですが、容量が大きく都合が悪いのでjpgに書き換えて保存してください。


これで以下のような画像を使用できる状態になりました。

これに加えて画面に任意の画像をはめ込む方法を紹介したいと思います。はめ込む画像のアスペクト比は端末と同じであることが好ましいです。アスペクト比が異なると画面表示が縦長または横長になり、不自然に見えます。先ほどの続きから、埋め込みたい画像をGIMPにドラッグアンドドロップしてください。

キャンパスのサイズが1080px×1080pxと小さめなので、ほとんどの場合ドラッグアンドドロップした画像が画面を埋め尽くしてしまい作業がしづらいので、高さ1080pxにリサイズしてください。

作業をやりやすくするために、はめ込みたい画像(TWRP)とはめ込み先の画像(GALAXY S6 Edge)が被らないように配置してください。

①遠近モードを選択して②画像をクリックし、③位置合わせを行い④変形をクリックしてください。位置合わせの際に、Ctrlキーを押しながらマウスのスクロールホイールを動かすと拡大率が変わる機能を駆使すると細かい位置調整がしやすいと思います。

jpg形式で保存すればこのようになります。

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