5 ヶ月 Nexus 6 を利用してみた感想

2015年9月22日火曜日

Android スマートフォン

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早いものでもう Nexus 6 の購入から 5 ヶ月も経ちました。
今回はメイン機として運用してみての感想を書いていきたいと思います。

Nexus 6 (XT1100)

  • コードネーム:Shamu
  • 販売開始:2014年11月
  • 重量:184 g (6.5 oz)
  • OS:Android 5.0→5.1
  • SoC:Qualcomm Snapdragon 805
  • CPU:Qualcomm 2.7 GHz クアッドコア, Krait 450
  • GPU:Adreno 420
  • メインカメラ:ソニー IMX214 Exmor R CMOS 1300万画素
  • ディスプレイ:5.96インチ、493ppi 2560x1440(QHD), PenTile RGBG AMOLED, 耐傷性Gorilla Glass 3
  • メインメモリ:3GB LPDDR3
  • ストレージ:64GB
  • メモリーカード:なし
  • バッテリー:3,220mAh
  • Qiワイヤレス給電:対応
  • 急速充電:対応

デザイン&ハードウェア

デザインは Motorola 製ということもあり、完全に Moto X 2014 がそのまま大きくなったような印象を受けます。Moto X との違いはそのサイズ、そして控えめになったロゴでしょう。
メタルフレームで囲われた筐体は美しくかっこいいですが、バックカバーの品質はあまり良くはありません。歪みがある個体も多数存在するようです。Nexus もロゴが横向きに印刷されているのは少し気に入らない部分です。
巨大なスマートフォンですが、電源ボタンや音量ボタンはやや下よりに配置されているので操作しにくいということは意外にありません。
電源ボタンも高級感のあるものになっており、押し心地も悪く無いです。



ソフトウェア

これは Nexus ですから、完全にピュアな Android が搭載されています。
ですから Google の考える最高のモバイル体験ができる一台であることは間違いないです。素の Android のぽよんぽよんとしたアニメーションや Google の推し進めるMaterial Design を大画面で味わう事ができます。
検索をしなくても最適な情報を表示してくれる Google Now や 撮影した写真を自動的にクラウドにアップしてくれる Google フォトなど、 Google のサービスを最大限利用することができます。
しかし、 あくまで標準の Android なので最初からあれもこれもと便利な機能が入っているわけではありません。自分で何でも一からセットしたい、という人には最高ですが、そうでない人はセットアップに手間取るかもしれませんね。
純粋な Android なので、最新の Android OS のアップデートを受けられると言うもの大きなポイントです。iOS と違い Android は OS アップデートされない機種も多くありますからね・・・(最近ではそのようなことも減りつつありますが)


個人的に良いと感じたポイント

画面が大きいのでやはり動画を見るのが楽しくなります。
スマホでアニメを見る、なんて自分は以前まであまりしなかったのですが、Nexus 6 では全面にスピーカーもついていますし、寝っ転がりながら快適なアニメ鑑賞が行えます。YouTube で迫力の 1440p 再生も可能ですし、動画を見るには最適な一台と言えるでしょう。

あまり良くない、悪いと感じたポイント

今までの Nexus シリーズより全体的な質感は確実に上がっています。所有欲も満たされる非常にワタシ好みの端末です。
しかし、あまり話題になっていない不具合もあって、実はこの機種バッテリーが少なくなるとスピーカーから出る音にノイズが交じるのです。個体差はあるものの、残り5%を切るとはっきりとこのノイズを感じる事ができます。
海外では販売当初から結構有名みたいですが国内では、最近ようやくノイズ問題がヒットするようになりましたね。せっかく動画や音楽を大迫力で楽しめる端末なのにこのノイズ問題があるのはいかがなものかと・・・バッテリー減ったら充電しろってことなんでしょうけど。
次に、この機種、充電していても通知が来ても通知ランプが光りません。壊れていたり、通知ランプが存在しないというわけではなく Google が何故か無効化しています。常時オンディスプレイ機能があるので通知ランプは利用しなくてもいい、という Google の判断でしょうか。強制的に有効化することは可能です(Root 化やカスタム ROM の導入が必要)
同様にダブルタップで画面をオンにする機能もハードウェアでは対応していますがソフトウェアで無効化されています。
このような「搭載されてるのに使えない」機能というのが私的には評価だだ下がりポイントなんですよね。

まとめ

不満を垂れ流しましたが、通知ランプやダブルタップでのスリープ解除はカスタム ROM で対応しているので、一番実害のある不満点はノイズなんですよね。
それでも私はゲーム動画と大迫力で楽しめる Nexus 6 を愛用しています。
今は Expansys で割引されてたり、 Google Play でも値下げされていたりするので以前よりは入手しやすくなったのではないかと思います。
次の Nexus は Huawei と LG が製造を担当する可能性が濃厚です。Motorola の Nexus がほしいという方、今が買い時なのかもしれません。

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