OnePlus Oneを半年以上使ってみて思うこと

2015年3月1日日曜日

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OnePlus Oneが販売されてから、もう2ヶ月ほどで1年になりますね。
ということで、私がOnePlus Oneを入手し一年ほど使ってみてのレビュー、というより思うことを書き綴ろうと思います。



そもそもOnePlus Oneは「低価格でハイエンド、OSにはCyanogenModが採用される」ということでかなり話題になりました。
ただ、OnePlusにそれほど生産力がなく販売方法が招待制になってしまい、簡単に手に入れにくくなってしまいました。その割には日本人のOnePlus Oneユーザーも結構いるみたいで驚きましたが。

値段と筐体の完成度

OnePlus Oneの一番話題になった点が値段でしょう。64GBモデルでおよそ3万5千円、16GBモデルであれば3万円ほどで購入が可能でした。
私は64GBモデルを日本に輸入しましたが、全て込みで4万円ほどだったかと思います。
販売からかなり経過した今考えてもかなり安いです。ですが筐体の完成度は「値段相応」だと感じてしまう部分も多いです。
まず、これは64GBに限った話なのですがバックカバーの触り心地が悪く、とても脆いんです。触り心地に関しては「この感じが良い」という人もいるかも知れないのであくまで私の感想になるのですが、強度は本当に無くとっても脆いです。

ケースの着脱で割れてしまったバックカバー
ケースの着脱で簡単に割れてしまいましたし、軽く爪でこするだけで白っぽい跡がついてしまいます。
これはブラックのバックカバーのみの話で、ホワイトでは発生しません。
また、防水対応で無いのもマイナスポイントでしょう。近年の「ハイエンド」を名乗るモデルであれば基本的に防水端末になってきています。この価格帯で何を言っているのかと言われそうですが、やっぱり低価格でも妥協しない製品がほしいですからね。
ちなみに私は既にOnePlus Oneを水場で落としてしまいました・・・他のOnePlus Oneユーザーの方はお気をつけください。
またOnePlusはOne発表当初「様々なデザインバックカバーが利用可能」と謳っていましたが、残念ながら利用可能なバックカバーはそれほど出回っていません。

ソフトウェア面


ソフトウェア、Cyanogen OSについてですね。CyanogenModをベースとし、そこからRootアクセスなどを取り除いたOSとなっています。
CyaogenModで特徴的だったテーマ機能やバッテリーアイコンのカスタム、プロファイル機能などはそのまま利用でき、また独自のロック画面やカメラアプリが利用できるのでなかなかおもしろいです。


しかし、Cyanogenを名乗る割にアップデートの遅さが目立ち、Android 5.0も2月中に配信予定だったのに未だ配信されていないという状況です。どうしてもAndroid 5.0を利用したい方はCyanogenMod 12を導入してしまうのもありかと思います。
OSアップデートが遅れていること以外にはあまりソフトウェアに不満はありません。少なくとも2年間はしっかりとサポートすると公式が公表しているので、いつか発表されるであろう次期OS Android MもCyanogen OS 13として配信されるだろうと思います。

次期OnePlus端末について思うこと

OnePlusは次期フラグシップであるOnePlus 2を製作中といわれています。
搭載されるOSはまだ正確にはわかりませんが、最近のOnePlusの様子を見ていると、独自のOxygenOSを搭載したグローバルモデルが一種類は出るんじゃないかと思います。
そして中国向けにはH2OS搭載機が導入され、Cyanogen OS搭載機は出ないかもしれないと私は思っています。CyanogenMod好きとしてはぜひとも出ていただきたいですけどね。

まとめ

OnePlus Oneには不満も結構あります、しかしCyanogen OSは使っていて楽しいですし、ダメな部分も含めて愛着がわきますね。
今この端末がほしいという方は「万人受けする端末ではない」ことを頭の片隅に置きながら購入を検討するといいのかなと思います。

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