ちょっとMacでLinuxのブート用USBを制作したいなと思っていたのですが、OS Xではどのように作ればいいのかちんぷんかんぷんでしたのでメモとして残しておこうと思います。
今回はOS X Yosemiteで行いました。
必要なモノ
- Mac
- USB（4GB以上）
- Linuxのisoファイル（デスクトップに置いて下さい）
USBをフォーマットする
まずUSBをフォーマットします。データはすべて削除されるのでUSBにあるデータはMac内や外部ストレージ等に避難させておきましょう。
フォーマットにはMacに標準搭載されているディスクユーティリティを利用します。
形式はFATで、セキュリティオプション等は触る必要はありません。
フォーマット後にディスクユーティリティ上でUSBを選択し、情報ボタンを押して出てくる「ディスク識別子」の内容を確認、覚えておいてください。
私はdisk2でした。
isoからimgへのコンバート
ISOイメージをそのままUSBに書き込むことはできないので一度.imgにコンバートしてから書き込みます。USBに焼きたいファイルが既に.imgの場合このステップは飛ばしてください。
hdiutil convert -format UDRW -oというコマンドでコンバートします。
hdiutil convert -format UDRW -o <コンバートしたいISOイメージをドラッグ＆ドロップし、拡張子のみ消す>.img <コンバートしたいISOイメージをドラッグ＆ドロップする>
すぐに.imgイメージのファイルが出来上がります。
USBに書き込む
USBに.imgを書き込むためにマウントを解除します。
diskutil unmountDisk /dev/diskX私は先ほど確認したディスク識別子がdisk2だったので上記のコマンドのX部分に２を入れます。違う数値だった方はその数値をXの部分に入れてください。
では書き込んでいきます。
sudo dd if=<imgファイルをドラック＆ドロップ> of=/dev/diskX bs=1mこの後パスワードが求められるので慌てず打ち込みましょう。（Xの部分は先ほど確認した数値を入れてください）
時間がかかりますがフリーズしているわけではないので1分ほど放置します。
書き込みが終了したら最後に
diskutil eject /dev/diskXと打ち込み（Xの部分は先ほど確認した数値を入れてください）USBを抜いて完了です、お疲れ様でした。